9月からの勉強スケジュール

さてすでに2周目に入っているのですか。それは順調なペースですね。イメージとしては、「9月までに過去問の1周目が終わり、10月からは個々の問題の分析」という形です。キミの場合はすでに過去問が終わってしまっているわけですね。ここで一旦ペースを落としてもいいとは思いますよ。

 

10月からは再度ダッシュをかけることになるのですが、9月はリラックスしてその準備をしてみてはどうでしょうか。

 

ただ、10月からは英国数の勉強が中心になり、さらに理系ならば理科にもかなり時間が取られます。地理に割ける時間は限られますね。できれば「1日に1時間」を地理の勉強に当てることを目標として欲しいところですが、とくにまとまった時間はとりにくいと思います。例えば、他の科目の勉強の「隙間」を集めて、10分×6,5分×12のように、少しずつの時間を地理に使ってみてください。

 

ここで行う勉強はもちろん「過去の分析」です。ここまでに過去問を10回分は解いてくれていますね。1回につき、大問6つですから、60の大問があるはずです。

 

10月11月で60日です。1日に1つの大問の問題研究を目標に勉強していきましょう。私のサイト(https://ts9ts9ts.cloud-line.com )にセンター試験解説はアップしてありますし、You Tubeも利用してください(こちらに再生リストのURLがあります。https://ts9ts9ts.cloud-line.com/page64468/ )。決して無理のないスケジュールだと思いますよ。

 

また10月と11月は模試が忙しくなりますので、土日でまとめて勉強することは諦めてください。週末の勉強時間は計算に入れない方がいいです(むしろ休養日に当てるぐらいの気持ちで)。月曜から金曜までの平日の中で、いかに勉強時間を確保するかを考えてくださいね。模試の連続で一気に勉強ペースを見失う受験生が大変多いのです。「平日中心」の勉強計画を。

 

とくにキミの場合は。「模試で75点、過去問で65点」という通常とは逆の傾向が生じています。過去問に関してみれば、やはりまだまだ平均レベルなのです。これからさらに学習を積み上げていく必要があります。

 

焦ることは禁物ですし、無理やり「がんばって」勉強したところで身につきません。毎日毎日の少しずつの積み重ねによって、確実な学力を身に着けていきましょう。

 

例えば9月の間に、過去問をいずれかのサイトでダウンロード(あるいはスクショでもいいと思います)してスマホに入れておいて、さらに私のサイトのセンター解説をブックマークしておいて(もちろん、可能ならばPDF版をダウンロードしてブックリーダー形式で読めるようにしておくなど、あるいは印刷してしまってもいいでしょう。スクショだけでも大丈夫だと思いますよ)、常に見ることのできる状況にしておきましょう。

 

9月はまだ10日ほどありますが、10月から勉強に没頭できるようにするための準備期間ではあります。生活リズムを整え、学習環境を整備し、健康と体調管理を最優先にして(眠い時は眠らないと戦えませんよ)、快適でストレスのない受験生活を送ってくださいね。