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2014.03.28
中村一美展

国立新美術館で中村一美展を鑑賞してきました。
油断すると魂がもっていかれてしまうような深み。
疲れ果てました。
大きさ、タッチの粗さ、色のケバケバしさが、視覚だけでなく五感全てを刺激する。
中村氏が言われていたように、「上から下に物が落ちるということにも、強いエネルギーがある」
そうした方向性(ベクトル)を持った動きの激しさ、生々しさがダイレクトに伝わってくるのです。
で、結論は。疲れる。しかしそれは奈落へと落ちていくような快感である。
2014.03.26
さて、明日は
さて、明日は打ち合わせ@東京。
一冊目の参考書はほぼ完成したので、そちらの話はちょっとじゃないかな。メインは2冊目なのです。
こちらは先日企画書を発送し、ただいま出版社の方で編集会議にかけているそう。
はたしたどうなりますか〜、かなり不安ですけどね。でもチャレンジしていかないと!
ところで今、外は雨が降っているようです。
晴れ男のたつじん的には、この雨も朝までには上がると勝手に信じているのですが、はてさてどうなるんでしょうか?
2014.03.24
とりあえず
とりあえず参考書用の原稿が完成しました。文字部分はとっくにできていたのですが、3月締め切りに甘えて(笑)、図の部分に関してはなかなか仕事に取りかかっていなかったのです。ここからまだまだ工程作業は続くとは思うのですが、ひとまず最初の締め切りまでには全原稿をコンプリートできて、ホッと一安心なのです。
2014.03.22
ヴィック移籍
マイケル・ヴィックのジェッツへの移籍が決定とのこと。ヴィックが登場した時は衝撃的だったな。自らがランをすることを前提にプレイが組立てられているもんね。今でこそ、こうしたモバイルQBは主流になりつつあるけど、それでもヴィックのプレイは特別だったと思う。今のラッセル・ウィルソンなんかをみてても、確かにヴィック以上に走れるんだけど、あくまでQBランは選択肢の一つで、全体としてはバランスの取れたプレイを心がけているように思う。要するにインテリジェンス。もちろんヴィックがインテリジェンスというわけではないが、あの野獣のようなプレイをもう一度みせて欲しいな、と一ファンとしては思うわけです。
2014.03.22
東京出張
また26日から打ち合わせのため東京に出張します。いつものようにJTBで出張パックをとったんですが、今回はやたら高かった!というのも、春休みに重なっているからか、新幹線も安い便が取れず、宿泊もいつのも安いビジネスホテルは満室だったので、ワンランク上げたところに宿泊せざるを得なかった。とくに27日がめちゃ混んでて、ほとんどどこも予約が取れないんだよね。一体何が理由なんだろう?翌金曜日はプロ野球の開幕戦とかあるけど、それが理由っていうわけでもないだろうに。いずれにせよ、こうした事態に備えて、早めに新幹線やホテルの予約はしておくべきですね。
2014.03.19
やった!
とりあえず今年の10月に出る参考書の原稿はほとんど仕上がって
2014.03.19
たつじん地理チャレンジャー
これまでの「錬成!たつじんセンター地理」に加えて、私大地理用の「たつじん地理チャレンジャー」も毎日更新スタートしました。Facebookには時々しかシェアしませんので、各自ブックマークなどしていただけるとうれしいです☆
とはいえ、10年前!に作ったメルマガを再掲載しているだけなんですが(汗)。こんなマメなことをしていたなんて、10年前のボクって偉かったな(笑)
2014.03.15
模試作成です
日中は本読んだりビデオ観たりして、夜になったら明け方までひたすら仕事。長時間パソコンに向かうのは苦でないので大丈夫なんですが、それにしても毎日毎日「仕事したなー」っていう充実感はそれなりにあるのに、俯瞰してみた場合、全然仕事がはかどっていないんだなぁ(苦笑)。マーク模試3回分作るっていうのはそれだけしんどい仕事なんだなって開き直るしかないわな。時間はたっぷりあるし、じっくり腰を据えてがんばりましょう。
さて(ボクは決してそんな風には思っていないのだが)受験生の学力が下がったと言われる昨今ではあるものの、逆にセンター試験・地理の平均点は上がりつつあるという妙な状況。とくにここ数年は60点台後半に高値安定中で、大手予備校の模試なんか普通に平均点50点を下回ることもあるっていうのに、このギャップって何?ってなっちゃうわけです。
こうした状況を考えてみた場合、模試についても明確な易化が必要なのかもしれない。これまでは「刺激を与えよう」とか「授業で扱っていない箇所をあえて模試で取り上げよう」みたいなモチベーションで試験を作成していた部分もあって、どうしても平均点は低くなりがちだったんだけど、実際のセンターの平均点にアジャストするならば、そういった意識は変えていくべきなんだろう。
2014.03.14
インディアンス
ジャッキー・ロビンソンがメジャーリーグ初の黒人選手だっていう話は有名ですが、当然、先住民(インディアン)初のメジャーリーガーっていう人もいるわけで。
名前は忘れたのですが、彼が在籍していたチームがクリーブランド・スパイダース。やがて彼の功績をたたえ、チーム名そのものがインディアンスと改称され、現在に至っています。
こういう文化ってカッコいいと思うんだよな。「JAPANESE ONLY」日本ではこうした文化に馴染んでいない。本来の先住民であるアイヌや琉球民族にだって十分な敬意が払われているとは言いがたい。それぞれのアイデンティティが尊重される社会とは何かってことに、そろそろ日本人は本気で考えていかないとなぁ。
ちなみにクリーブランド・インディアンスにはかつて石橋貴明選手も在籍していましたね(笑)。
2014.03.14
4種類あるんだな。
4種類あるんだな。
先日ある友人から指摘を受けた。メルマガで連載している地理ブログの内容で「インナーシティ」に関する説明がおかしいんじゃないか?
ただ、彼が言うのはバージェスの都市構造を日本の都市に当てはめた場合の漸移地帯に対する解釈のことで、そもそも本来的にはインナーシティとは異なっている。しかし、なるほど、一つの言葉を巡っても実に多面的な解釈が存在するのだな、と改めて思う。
ボクが常々意識しているのは、4つの解釈。「教科書的な意味」、「学術的に正しい定義」、「試験に出題されるパターン」、そして「授業における省略と誇張」。
たとえばスプロール現象に関してこの4つを捉えてみよう。教科書においては「郊外における虫喰い状の乱開発。農地や林地の間に住宅地が無秩序に散在する。」のような説明の仕方がされている。
しかし、本来のスプロール現象は経済や都市開発に密接に関わる用語であり、意味合いがやや異なる。「郊外に住宅地が分散して配置されるため、道路や都市施設などのインフラ整備が効率的に行われない」という点を強調しておかないといけない。
とはいえ、これではわかりにいし、今ひとつピンとこない。だから授業ではこうやって教えてしまう。「農地や林地の間に住宅地とかあったらごちゃごちゃしてあかんやろ?しかも工場やゴミ焼却場まで近くにあったら、何となく嫌やん。だから住宅地は計画的に建設しなあかん」で、片付けてしまう。決して正しくはないんだが、もっと深い意味が知りたい生徒は大学生になってから自分で調べてみたらいいし、とりあえずの切っかけとして身近な問題に落とし込んでしまう。自分の生活体験と授業内容の間にギャップ(狭間)が生じることはできるだけ避けないと。
ただし、我々はあくまで「受験屋」なのである。究極的にはテストでどうやって出題されるのか、というパターンを提示するだけに我々の存在価値(レエゾン・デートル)がある。だからスプロール現象については「郊外」における「無秩序な開発」なのだから、文章正誤問題で問われる際には反対語としての「都心部」や「計画的な開発」といワードに注意せよ。近年の出題傾向として「ニュータウン開発」の対義語としてスプロール現象が登場することが多く、これも意識しておこう。こういった、実戦でそのまま使える知恵を彼らに授けることが第一の目的となる。
「これは間違っているんじゃないか、これが正しいんじゃないか」というのはそもそも不毛な議論であって、要はケースバイケースでどういった要素を強調して提示していくかということなんだと思う。仕事柄もちろん「試験」をメインコンセプトに教えてはいるんだが、それが成り立つためにはやはり「学術」的な土台は大事であるし、高校からの授業の継続性も考えれば「教科書」も無視できず、おもしろい授業のためには「誇張」も必要となる。この辺りのバランスとコントロールを考えていきたいとは思っている。