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2014.05.02
センター地理における原発問題
センター地理Bの思考の中に反原発が含まれているのはかつてからのトレンドである。この問題についても正解(誤文)は①であり、つまり将来的にヨーロッパでは原発は縮小の方向にあるというトピックが問われている。
北欧諸国が最も恐れるのは火力発電に起因する酸性雨がもたらす森林消失(林業に経済が依存しているのだ)であり、安定陸塊で地震の発生しないスウェーデン やフィンランドではむしろ原子力の利用は非難されるべきではないとも思う。しかし、フクシマ以前の2004年の段階ですでにこうした問題が問われているこ とは、センター地理の研究を生業としている人間として考慮すべき事例である。
ボクなど最近は感覚がにぶってしまて、原発の是非は全然わからないのだが、現に福島の人々は故郷を追われ、帰ることがない。ぶっちゃけ愛郷心のかけらもな いたつじんですら浜岡が事故を起こして静岡が封鎖されたらどうなるんだっていう恐怖はある。自分を育んだ土地を愛し、そこでの生活や人間関係、家族が全て だった人々にとって「故郷を失う」ということの非情さや絶望がいかほどのものか、正直想像の範疇を超えている。どうしたら福島の人に故郷を返してあげるこ とができるんだ?
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