国公立二次の勉強法

国公立二次を受験するみなさん、論述対策が必須になりますよね。

まずは基礎的な論述力を鍛える教材として「東大の地理27カ年」(教学者)を使いましょう。知識がなくても構いません。問題を見て、解説を読んで、とにかく答えをつくってみましょう。時には答えを丸写しでも構いませんよ。まずは「文章を書いてみる」のです。どういった問題についてどのように文章を組み立てればいいのか、まずは「形」を覚えてしまいましょう。

「東大」だからといって臆することはありません。実は東大の入試問題、めちゃくちゃ「簡単」なんですよ。全国全ての大学の入試問題中、最も簡単といっても間違いはないと思います。さらに内容も良い意味でオーソドックス。基本的で解きやすく、地理の王道。正統派であり、気をてらったものがないため、とても勉強になります。

各年度で大問3つ、27カ年で81問。もちろん全問解く必要はありませんが、やっぱりできるだけたくさん解いて欲しいですね。雑で構いませんから、量をこなして欲しいと思っています。

そしてこの「東大の地理27カ年」が終わったら、秋スタート(ベストは9月、遅くとも10月)には自分の志望大学の過去問に取りかかりましょうね。

東大の過去問集には「東大入試詳解25年地理」もありますが、どちらを選んでもらってもいいと思いますよ。自分に適したものを使いましょう。(個人的には「27カ年」の方が使いやすいかな、とは思います)