たつじんオリジナル解説[2017年度地理B本試験第4問]

たつじんオリジナル解説[2015年度地理B本試験]第4問     

 

中国の地誌問題。地誌ジャンルについては、「アジア・アフリカ」、「ヨーロッパ」、「新大陸」が3年周期でローテーションしてる。2015年が「南アメリカ」、2016年が「ヨーロッパ」だったので、今年は「アジア・アフリカ」の順番。2014年には西アジア、2011年にはアフリカが出て、2016年は比較地誌でインドが登場しているので、今年は中国か東南アジアと考えられていた。個人的には、2000年以降取り上げられていない東南アジアが大本命だったんだが、対抗馬の中国が来てしまったんだわ。ちなみに、中国は2005年以来12年ぶり。

 

問1[ファーストインプレッション]「レス」と「タワーカルスト」については近年に出題例があり。さほど難しくはない。標高が高いことを氷河(山岳氷河)と結びつけることも大切。

 

[解法]ア〜ウの文章については、「レス」、「タワーカルスト」、「氷河」がキーワードとなっている。

ア;「レス」とは間帯土壌の一種で、中国では黄土高原に分布。風によって集められた細砂が黄河上流の高原に分布し、黄河の流れによって華北平原に運ばれ、肥沃な土壌として小麦やトウモロコシの栽培に利用されている。Bが該当。

イ;タワーカルストは、極めて急傾斜を持つ山容を塔(タワー)に形容したもので、石灰岩の溶食によって取り残された地形である。2015年度地理B本試験第1問問5で登場しているので、過去問を研究しているみんななら当然知っておくべきだね。中国南部にみられる特殊な地形で、Cが該当。

ウ;ここでは「氷河」がポイントとなる。アジアはそもそも大陸氷河に覆われた地域ではないが、標高の高い地域には山岳氷河が局地的に分布し、それによる地形もみられる。中国とインドの国境に沿って高峻なヒマラヤ山脈が走り、チベット高原も極めて標高の高い地域となっている。チベット自治区南部、ヒマラヤ山脈の北に沿うAならば山岳氷河がみられたとして不思議はないだろう。Aに該当。なお、ここでは「モレーン」は重要語句ではない。モレーンは、氷河によって運搬された(氷河は「氷の河」なので、流れがあることはわかるよね)土砂がその末端に堆積して形成された土の盛り上がり。かつて大陸氷河に覆われていたドイツ平原やカナダ南部などによくみられる。

 

[難易度]タワーカルストがわかるかどうかなんだが、最近のセンター本試験で出題されているのだから、当然知っておかないといけない。★☆☆

 

[参考問題]2013年度地理B追試験第4問問1。タワーカルストについては解法の中で参考問題を挙げているんで、こちらはレスを紹介しましょう。黄河中流域の高原について「レス(黄土)が厚く堆積し、黄砂の発生地の一つとなっている」と説明されている。

 

 

 

問2[ファーストインプレッション]ハイサーグラフを用いた問題。ハイサーグラフは頻出なので、読み方はしっかり練習しておいてね。中国の気候が問われた問題だけど、緯度と気温年較差の関係が非常に大切。

 

[解法]気候グラフ問題。本問のように気温と降水量と両方が示されている場合には、気温を最優先して考える。気温だけでわからなかった時のみ、降水量を参考に。ただ市、本問の場合は気温だけでいけるんちゃうかな?

さらに気温については2点。気温の高低そのものと、年較差を考える。

気温の高低は単純に「低緯度ならば高温、高緯度ならば低温」が大原則。緯度によって太陽の日射量が違うからね。もちろんこれに風や海流の影響もあるけれど、それはあくまで後からの味付けっていう感じ。

さらに年較差についても緯度が重要で「低緯度ならば気温年較差が小さく、高緯度ならば大きい」となる。これも地球と太陽の関係が重要で。地軸を傾けた状態で公転しているため、赤道付近では年間を通じて太陽からの受熱量が変化しないが、高緯度地域では夏は昼が長く冬は昼が短くなるため、明確な季節差が生じる。もちろんこれにも海陸分布(海洋性気候と大陸性気候の違い)や風や海流の影響(偏西風や暖流の影響が強い北西ヨーロッパやニューj〜ランドは緯度が高いのに気温年較差が小さい典型的な地域)もあるけど、これらもあくまでトッピングや調味料と考える。ベースとなる「味」は緯度によって決定されるのだ。

なお、とくに本問の場合は日本の近隣国であることから、日本の気温を知っておくと目安になると思う。日本については、北海道(札幌)で「7月25℃、1月−5℃、年降水量1000mm」、本州・九州(東京)「7月25℃、1月5℃、年降水量1500mm」、沖縄(那覇)「7月25℃、1月15℃、年降水量1000mm」という数字を具体的に覚えておく。これとの比較によって、おおまかに気温や降水量を想像できる。

では、まずグラフを見てみよう。大きく2つのグループに分かれる。気温年較差が大きい①と④、小さい②と③。地図をみると、高緯度のJとK、低緯度のLとMというように違いがはっきり。なるほど、①と④をJとK、②と③をLとMと仮定してみよう。

Mを特定するのだから、選択肢は2つに絞られた。(少しではあるが)やや南に位置するMで高温となり②が該当し、残ったLは③とみるのが妥当と思いきや。実はそれではおかしいのだ。

ポイントはLの気温。やや北に位置する本州ですら夏の気温が25℃まで上がるというのに、③のグラフのように20℃程度というのはいかにもおかしいのではないか。むしろ②のように、「7月29℃、1月10℃」で、年間の平均気温が20℃ほどならば、沖縄に近い場所の気候としては非常に適切。周りを海に囲まれた沖縄よりちょっと大陸性の傾向が強いが(夏が暑く、冬が寒い)これなら納得だろう。Lが②となり、Mは③である。これが正解。

Mについては、低緯度であり気温年較差が小さいのは妥当なのだが、問題は気温の低さ。これについては標高の高さを考えればいいかな。おそらくMの地点は高原になっているのだろう。標高100メートルごとに気温はー0.6℃ずつ低下するので、標高2000メートルで10℃以上下がる。この地域において夏でも気温が20℃にしか上がらないのは、そういった地形条件が作用しているのだろう。

 

[重要!]低緯度地域の高原の気候

内陸部は無条件に気温年較差が大きいって考えている人はいないかな?気温年較差を決定するものはあくまで「緯度」であり、「海洋性と大陸性の違い」っていうのは、あとから考えるオマケみたいなもの。

低緯度地域は年間を通じて太陽の受熱量が大きく変化しないのだから、沿岸部だろうと内陸部だろうと、たいした差は生じない。

これに対し、高緯度地域はそもそもの年較差が大きくなるわけだが、沿岸部の場合はこれが緩和され年較差の小さいおだやかな気候になるのに比べ、大陸内部はそれが強調され、さらに年較差が大きな気候となる。

 

イメージは下の表のような感じ。

 

 

沿岸部

内陸部

高緯度

普通

大きい

中緯度

小さい

普通

低緯度

たいへん小さい

小さい

赤道直下

全くない

全くない

 

たとえばラーメンを考えてみると、ベースとなるスープの味が「緯度」であり、それに入れる調味料が「海陸の差」。緯度が絶対的なものではあるのだけれど、海陸の差というトッピングによって多少の変化があるっていう感じかな。

 

[難易度]このぐらいは簡単にクリアしてほしいな。★☆☆

 

[参考問題]2008年度地理B追試験第1問問1・2016年度地理B追試験第5問問1。高原の気候グラフを紹介しましょう。まず低緯度のもの。2008年度には南アメリカ大陸のラパスが取り上げられている。ウのグラフである。低緯度の高原に位置し、気温年較差は小さい。アンデス山脈の標高4000メートルに位置するため、気温は海表面より20℃ほど低くなり、年間平均気温が10℃を下回る「常冬」の気候。

2016年度はトルコとイランの中緯度地域の高原都市が登場している。アとイのグラフが該当。いずれも標高2000メートル程度の都市であり、こちらは海表面より10℃ほど全体に低い。気温年較差については、中緯度地域なので、もともとそれなりに大きいのだが、とくに内陸部であることからその差が拡大している(ウのグラフが海洋性気候なので、比べてみるといいだろう)。

なお、「高緯度の高原都市」は存在しない。そんなところ、人が住めないから都市もつくられないでしょ。たしかにシベリアやアラスカの内陸部に都市はみられるが、低地に位置し、夏は比較的高温となる(もちろん、冬や厳寒だけれども)。

 

 

問3[ファーストインプレッション]ありがちな問題と思いきや。ひとすじなわではいかない感じがするよー。そもそもイモ類も野菜の一種だと思うんだけど(笑)そこはツッコまずに冷静に行きましょう。

 

[解法]作付面積とはあるけれど、生産量ととくにかわらないとみていいよね。要するに栽培地域。

茶はわかりやすいんじゃないかな。日本でも、西日本で栽培されるもので、せいぜい関東地方で多少みられる程度。中国の華北地域(黄河流域。ペキンなどが位置)は北海道のような気候がみられるところなので、さすがに茶の栽培はできないでしょう。華中(長江流域)以南のみに円が集まるカが「茶」。

さらにイモ類と野菜。厳密にはイモ類も野菜だと思うんだけど、この②つの違いは、「保存しやすく長距離輸送をしやすい」イモ類と、「鮮度が重要なので消費地の近くで栽培されやすい」野菜の差。キとクを比較した場合、沿海部の人口稠密(ちゅうみつ。密度が高いという意味)地域に円が集まるクと、やや内陸部の離れた地域に円が多いキ。市場からの距離を考えた場合、クを「野菜」、キを「イモ類」とみていいだろう。都市の周辺で近郊農業によって野菜がつくられているイメージをもてれば勝ちだね。

ところで、モンゴルに接する細長いエリアが「内モンゴル自治区」で、モンゴル民族が遊牧の文化をもって生活しているところ。農耕は原則として行われず、野菜が栽培されていないのはわかるんだけど、イモ類は結構あるよね。モンゴル民族はイモだけは食べるのかな???たしかにジャガイモは厳しい自然環境でも生育できるものだけどね。

 

[難易度]茶は簡単なんだけどね、他の2つで悩むかな。★★☆

 

[参考問題]2013年度地理A本試験第3問問3。形式的に類似した問題は多いですが、今回はあえてこちらの問題を紹介しますね。インドの農業に関する問題で、選択肢④「ヒマラヤ山脈南麓のアッサム地方では、降水量が少ないため地下水を得やすい低平な地域において、茶が栽培されている」という誤文。そもそもアッサム地方は季節風が海から吹き込む影響で。とくに夏季に極めて雨が多くなる地域なのですが、それに加えて「低平な地域」ももちろん誤り。茶は「温暖多雨」という気候環境、そして「排水性が良い斜面」での栽培に適するものなのです。中国における栽培地域を目で確認しておこう。黄河流域のような、少雨地域では栽培は困難なのです。

 

 

問4 [ファーストインプレッション]昔、亜硫酸ガスをネタに似たような図を用いた問題があったけれど、その別バージョンって感じ。ただし、特別な知識が問われているわけではないよね。気になる言葉をピックアップしましょう。

 

[解法]「誤り」を指摘しよう。「対になる言葉を持つ語」に注目してほしい。どうかな?それっぽいのがあるんじゃないかな?もちろんそれは「貿易風」。貿易風は低緯度を吹く惑星風(恒常楓)であり、東寄りの風である。日本上空など中緯度から高緯度にかけての地域で卓越するのは「偏西風」で、こちらは西寄りの風。中国内陸部が風上側で、朝鮮半島や日本が風下側。なるほど、この影響によって硫黄酸化物が日本上空に飛来するのです。

 

なお、文章自体もなかなかいいので、参考までに解説しておきますね。

選択肢①について。「古くから重工業が盛ん」とあるが、とくに知っておいて欲しいのはアンシャン。Bの枠内の最も北東部にある高位が集まっている部分がわかるかな。リャオトン半島の付け根に「アンシャン鉄山」という鉄鉱石産地があり、それに近接する「アンシャン」は古い時代より鉄鋼都市として中国の近代化を支えた。この位置に鉄山があることをぜひ知っておこう。

選択肢②について。Qの地域が寒冷であるのは間違いないと思う。この地域は「東北地方」といい、シベリア高気圧の影響で冬季は極めて低温となる。ちなみに、Qの北端に高位の点があるね。ここに位置するのが「ターチン油田」。パイプラインが沿岸部に伸びて石油化学工業が発達する。問5の内容とも関連するが、このターチンこそ「中国最大の油田」ということを知っておこう。

選択肢③について。R地域を「華南」という。経済特区(税制面で優遇し、外国から工場が進出。安価な労働力を利用した繊維工業や機械工業が中心)が設けられ、著しい経済発展を果たした。鉄鋼業のような資源多消費型工業は発達していない。

選択肢④について。石炭は不純物として硫黄を含み、燃焼によって二酸化硫黄(硫黄酸化物)が空気中に排出される。硫黄酸化物が水と化合することで硫酸となり、これが混じった雨が酸性雨である。日本は、工場に脱硫装置が備えられているなど、石炭消費による二酸化硫黄の排出はほとんどない国であるが、偏西風に乗って中国から飛来する二酸化硫黄が原因となり、雨水の酸性度が上昇する。

 

[難易度]酸性雨の問題と思いきや、実は地球の風系の問題っていうね。こうした変化球もセンター特有。君たちはセンター試験に習熟し、こうした問題も軽々クリアしてほしい。★☆☆

 

[参考問題]2010年度地理B本試験第3問問6。ほぼそのまんまな問題は、2000年度地理B追試験第3問問4に出題されているのだが、ちょっと古いから入手しにくいかな。ということで、中国の鉄鋼業が取り上げられたこちらの問題を紹介しておきますね。④の図が銑鉄なのだが、鉄鋼生産は石炭産出の多い華北を中心に、沿海部全体に広がっている。近年は鉄鉱石も石炭もともに輸入に依存しており、臨海部に製鉄所が設けられた方が有利なのだ。ただし、特徴的な地域がいくつかあり、華南地域のコワントン省などは非常に工業の盛んな省であるが(①のビール、②の冷蔵庫、③の製糖についてはいずれも値が大きい)、鉄鋼業についてはその限りではない。労働集約的な繊維工業や機械工業などが中心となっている。

 

 

問5[ファーストインプレッション]都市名が登場しているが、そのこと自体に大きな意味はないように思う。とはいえ、これ、難しいんちゃう?とくに「正文」判定問題なので、「誤文」を3つ指摘しないといけない。手強いな。

 

[解法]沿海部と内陸部の経済格差は非常に問われやすい。そのことを意識しながら、文章を読解していこう。

①;これ、都市戸籍と農村戸籍のことだよね。中国は内陸部から沿海部に向かって多くの人々が出稼ぎに移動しているが(これを「民工潮」という)、だからといって政府がこれを奨励しているわけではない。経済的には必要はことであっても、政治としては別問題ってことかな。人々は生まれによって「都市戸籍」と「農村戸籍」に分けられ、生涯それに縛られる。社会保障や年金、医療や教育などはあくまで出生地でのみサービスが供与されるということ。だから農村から都市に移動した人は、その都市においては社会保障など受けられない(最近は緩和されているという話もあるけれど)。医療費や子供の教育費なども自己自担となり、厳しい生活が強いられてしまう。それでも都市の方が賃金が高いから、たくさんの人々がやって来るってことなんだけどね。「社会保障の格差は大きい」ので、これは誤り。

②;これはどうなんだろう?ある程度は常識の範囲で構わないんじゃない?中国の都市部においては富裕層も増え、先進国と変わらない生活をしている人も多いよね。もちろん電化製品の普及率は高くなっています。逆にいえば、そうした富裕層が増えるということは、格差が拡大しているということでもあるけどね。これが資本主義経済の歪みなのだろうか。中国は政治体制的には社会主義ではあるけれど、市場経済化を推し進め、資本主義国である日本よりもはるかに「金が物を言う」国になっている。

③;チンハイ省は知る必要がない。単に内陸部の一つの地域とみておけばいい。「西部大開発」という固有名詞も不要。とりあえず、内陸部で油田や天然ガス田の開発が進んでいる状況だけ知っておけばいい。ちなみに、沿海部に向けてパイプラインが敷設され、石油や液化天然ガスがさかんに送られている。このことを「西気東輸」という。西の天然ガスを東に輸送するっていう意味。さて、ここでポイントになるのは「中国最大の油田」っていうところ。これが難しい!でも、実は前年の問題にヒントがあるのだ。2016年度地理B本試験の中で「ターチン(大慶)は、石油関連産業が発達した鉱工業都市である」という正文が登場。ターチンというのは、中国東北部の中央に位置する都市で、ここにこそ「中国最大の油田」が存在するのだ。過去問をしっかり勉強していたキミは得をしたね!チンハイ省の油田は決して最大ではありません。誤文。

以上より、残った④が正解となる。シーニンやらラサとかはどうでもいいと思う。こうした鉄道があるんだってことを何となく知っておいたらいいや。鉄道マニアの人が作った問題なのだろうか。ちなみに、この鉄道については2015年度地理A本試験でも紹介されている、「内陸の都市を結ぶ鉄道であり、西部大開発の一環として敷設されたものである」と述べられる。

 

[難易度]正文判定問題であることもあり、なかなか難しい。★★★

 

[参考問題]2014年度地理B追試験第5問問3。「解法」内でもいくつか参考問題を紹介しているけれど、やっぱりこれが一番だと思う。選択肢に「中国では、都市部における労働力需要を満たすため、農村から都市への移住が奨励されている」という選択肢があり、これは正文。中国では内陸部の農村から沿海部の都市部へと多くの出稼ぎ者が発生しているが、これは彼らの自由意志によるものであり、決して「政策」によって支持されているわけではない。むしろ中国政府は、生まれた場所によって「農村戸籍」と「都市戸籍」が規定されており、社会保障を受けられる場所が原則として本籍地に限定されるなどして、人口移動をむしろ抑制しようとしている。しかし、そういう制約があったとしても、人々は高い賃金を求め、出稼ぎに流出する。「政治」より「経済」の方が人間の欲望に忠実ということだろうか。

とはいえ、近年は内陸部へも工場が多く進出するようになった。内陸部において労働力不足が生じる例もみられるようになっている(ただし、やっぱり高賃金の沿海部に行ってしまうのも、人間の悲しさでしょうか)。

 

 

問6 [ファーストインプレッション]いわゆる自治区とは何ぞや?って問いではあるね。実態はどうなのかわからないけれど(きな臭い話もよく聞くね)、あくまで自治区の意味を考えてみたらいいかな。

 

[解法]選択肢①参照。「少数民族独自の言語の使用が認められていない」って?ウイグル民族やチベット民族、モンゴル民族まで、漢字の中国語だけが強いられているとは考えにくくない?自治区とは「外交権がなく、軍隊を持たないこと以外は、国としての権利が認められている」ところ。言語も自分の民族の言語を主に使うでしょう。これが誤り。

 

[難易度]引っかかった人は多そうなんだけどね。「何となく」解く問題でもあるかな。こういった問題が得意になると、高得点が狙えるぜ。★★☆

 

[参考問題]2005年度地理B本試験第3問問4。ウイグル自治区(中国北西端の区)について「伝統的な家屋形態として日干しレンガの家が見られ、隣接するいくつかの国と同様に、イスラム教の信仰が盛んである」と説明されている。ウイグル民族はイスラム教を基礎とする独自の文化を有し、乾燥気候の中で灌漑農業や遊牧を営んでいる。

 

 

 

 

 

 

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