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2014.11.13
都心への人口回帰
21世紀の人口移動の最も象徴的なものとして「都心への人口回帰」というものがある。ドーナツ化現象という言葉で知られるように、一般に居住環境の悪化した大都市の都心部は人口増加率が低く、人口の流出地帯となっている。しかし、近年この傾向が一変し、とくに東京区部においては都心部の人口増加率が際立って高い。再開発が活発に行われ、高層マンションの建設も相次いでいる。
これがなかなか教えにくい。一般論として、ドーナツ化現象を教えるわけだが、それに付け加える形で最新の人口移動の傾向としてこの都心への人口回帰を教える。下手したらダブルスタンダードなわけだわ。都心部について、どういった場合には人口減少地区と考え、どういった場合には人口増加率が高い地域であると捉えるか。このさじ加減がちょっと難しい。スタンダードな傾向とは異なった、最近のトレンド。苦心しています。
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