たつじん先生の共通テスト(センター試験)地理解説!楽しく勉強していきましょう
2025.09.13
質問フォーム
たつじん
こんにちは。すごいハンドルネームですね(笑)
受験勉強の意味は「物事には正解がない」ことを知ることなのです。もちろん君たちは入試問題の「正解」を求めて勉強しているのですが、その正解に達する道には多様なものがあり、そこには正解はないことがわかりませんか?
ある問題について正解を得る際に考え方はいくらでもあるし、それどころか単なる暗記問題としても解いていいでしょうし、あるいは全くのヤマカンで解いてもいいですよね(笑)
本問もルールはありません。自由に思考しましょうよ。その通り、中国に注目して解いてもいいのです。ただ、あえて私は言いますが、「東大生」ならば広く知られている中国の成長というキーワードではなく、あまり知られていない「日本とイランとの関係」を本問を通じて学んでみましょうよ。
東大生ならば将来の日本のために最善を尽くすのが君たちの使命です。最近は外国人の排斥やイスラームに対する避難に血道を上げるいわゆる知識層が日本社会にあふれています。でもそれって「正しい」ことですか?イスラームの人々が1日五回お祈りするのならばその礼拝所を作ってあげるのが我々日本社会のするべきことなのではないでしょうか。豚肉が嫌悪されるならば給食から豚肉を抜いてあげましょうよ。それぐらいのこと、できると思いませんか?
日本人にとってあまりにイスラーム社会は遠い存在です。しかし、実はかつてイランにとって最大の貿易相手国が日本であったように、実は極めて近しい関係なのです。そのことを受験勉強の中で学び、この世界には「多様性」が存在し、そしてイスラームの文化を尊重することが君たちひとりひとりの自由と権利をも保証するものであることに気づいてください。差別主義者は自分以外の全てを差別します。その手は私たち一般のものにも及ぶかもしれませんよ。
おっと、ちょっと言いすぎちゃいましたか(笑)でも物事に正解などないのです。問題の取り組み方について正解はありません。考え方にもルールはありません。そして受験生活を通して何を学ぶかについてももちろん正解はありません。受験勉強という「正解を得るための手段」を追求することで、皮肉なことに「正解はない」ことを学ぶのです。
自由な発想でのびのびと新しい発見をしましょう。それが君たちの人生の糧となりますし、さらにいえば東大生としての社会貢献の土台となりますよ。
東大生
地理B追試2016年イランとトルコの問題で質問があります。
達人先生は、イランと日本の関係に着目されています。
初見は全く手の付け方がわかりませんでした。
答えを見れば、EU周辺国が大きな円であることと、イランと日本の関係に着目されています。
やはり私としては、なぜか伸びているのが中国の可能性が色々な問題で問われているので、ここも中国に丸がついているのが、時系列で後であると結論づけても良いのでしょうか。
他の問題で反例があるなどで、決めつけるのは危険なのでしょうか。
Copyright (C) ts9ts9ts.cloud-line.com All Rights Reserved.