たつじん先生の共通テスト(センター試験)地理解説!楽しく勉強していきましょう

質問はこちらへ

2024.12.21

質問フォーム

 こちらで質問を受け付けます。コメント欄に質問内容を書き入れてください。回答まで数日から1週間ほどかかりますが、ご了解くださいね。また回答をとくに必要としないと判断した質問については大変申し訳ありませんが、削除させていただきます。ご理解いただけば幸いです。

なお、質問はひとつのフォームにつきひとつまでとします。新しい質問は他の(空いている)フォームへとお願いいたします。
名前(ニックネーム)は必須です。毎回質問の際は同じ名前を使用してくださいね。

コメント

たつじん

質問ありがとうございます。さすがに君ぐらいの年代になると214年が大昔なんでしょうね(笑)私からみると「昨日」みたいなもんですが。

冗談はさておき、どうでしょう?君自身の手で「クリエイティブ」な勉強をしてみましょうよ。いつまでも受け身では進歩がありませんよ。統計に注視できている点はとても素晴らしいと思いま。「データブック オブ・ザ・ワールドブック」の最新版を入手し、衣服など繊維製品の生産の統計を確認してみましょうよ。そこでいろいろなことがわかるはずです。勉強は主体性を持って取り組むべきものです(だからおもしろいのですよ)。自分で調べてみましょうよ。君ならそれができるはずです。

君の「中国は衣服生産に見切りをつけていい」という観点もとても鋭いと思いますし、強く感心します。ただ、ここで忘れてはいけないのは「地理は生活の中にある」科目という点です。今すぐ自宅のたんすをひっくり返し、家中の服の「タグ」を調べてみましょうよ。ご両親の高級な服や君が買ったアメカジの古着などはメイド・イン・イタリアやメイド・イン・USAもあるかもしれませんが、ユニクロ、しまむら、イオンなどで購入したほとんどの服は中国製のはずです。理論で考えるのと同様に、生活の中で実際に体験するのも大切なのです。私の場合、「あれ。これ。ちょっと縫製が弱いな」とか「これ、ちょっと色落ちが激しいな」と思うと、それらが実はメイド・イン・ベトナムだったりバングラデシュだったりするんです。

たしかに衣服の生産はそういった「さらなる低賃金」国に広がっているのは事実ですが、品質的にはまだまだ中国には及ばないのだなと思ってしまいますし、いくら衣服が消耗品とはいえ毎日買うようなものでもなく、しばらく着続けることを考えれば、ベトナムやカンボジア、バングラ製の衣服はそれなりのクオリティしかないのかなとも思ってしまいます。

君自身、とても地理を熱心に勉強していることはわかります。だからこそ「主体的に学習する」ことと「実生活の中で経験する」ことの2点を意識して、さらに自己の向上に努めてくださいね。そして大学に入って、さらに社会に貢献できる素晴らしい人材へと成長できるよう、日々を積み上げてくださいね。

2024.12.24 14:07

ぱんだ

衣服生産についての質問なのですが、いまだに中国とインドが1位、2位なのでしょうか、また現在ベトナムはこの2か国と比べてどの位置にいるのでしょうか
先生のセンター過去問の解説の2014追試の解説を見るとそう書いてあるのですが、その資料中の統計的にかなり前に作成されたもののようですし、現在中国とインドでは1人あたりGNIが異なりすぎていて、中国は衣服生産に見切りをつけていいくらいの工業国なのではと思い、ベトナムは衣服生産が盛んなことは知っているので質問しました。
2014追試のYouTubeのほうでは2か国で盛んだとは仰っていまいしたが、そこまで言及されていませんでした。

2024.12.23 12:37

コメントフォーム

表示:PC